長野県工芸会の歴史は昭和44年に創立された長野県彫刻工芸会にさかのぼります。県内在住の作家を中心に美術工芸の昂揚を期して長野県展から彫刻と工芸部門が独立して発足したものでした。さらに昭和55年には長野県工芸会として改組され今日にいたっております。毎年、公募によって集まる未発表作品は、陶芸、染織、人形、木工、硯、竹芸、七宝、ガラスなど多種にわたりますが、入選・入賞の審査は美術館の館長や学芸員などの有識者によって厳正に行われています。
このたびの「長野県工芸展 秀作展」は、「第38回長野県工芸展」の入選作品の中から、審査員によって厳選された秀作約20点を展示するものです。長野県の風土に根ざした格調高い工芸作品の数々をご高覧ください。
(展示会風景)
会期情報
会 期 | 2018年9月4日(火)~9月16日(日) |
開館時間 | 9:00~18:00(入館は17:30まで)会期中無休 |
会 場 | 北澤美術館 2階 展示室 〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28 |
電 話 | 0266-58-6000 |
入館料 | 大人1000円 中学生500円 小学生以下無料 ※団体(8名様以上)料金は、上記入館料より100円引 ※北澤美術館のすべての展示室 (「花のジャポニスム」展、多目的ギャラリー、日本画展示室) を ご覧いただけます |
■ 主催: 公益財団法人 北澤美術館/長野県工芸会 ■ 協賛: 株式会社 キッツ 株式会社キッツは社会貢献活動の一環として公益財団法人北澤美術館を支援しています。 |
北澤美術館 「第38回長野県工芸展 秀作展」 出品目録
題名 | 賞 | 氏名 | 部門 | 住 所 | |
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自然釉水指 | 会員 | 石坂徳平 | 陶 芸 | 千曲市 | |
朱漆大盤 | 信濃毎日新聞社賞 | 一般 | 小坂 進 | 漆 芸 | 塩尻市 |
紫陽花紋様象嵌四方組皿 | 会員 | 木内洋介 | 陶 芸 | 上田市 | |
化粧文発泡釉壺 | 会員 | 高地善之 | 陶 芸 | 松川村 | |
象嵌幾何文壺 | 会員 | 小林聖生 | 陶 芸 | 長野市 | |
色象嵌鷺草文深鉢 | 会員 | 小林陶春 | 陶 芸 | 長野市 | |
宴 | SBC信越放送賞 | 会員 | 坂口禮子 | 陶 芸 | 長野市 |
呉須兎文水指 | 一般 | 仙田貴子 | 陶 芸 | 長野市 | |
還るべきところ | 奨励賞 | 会員 | 竹内君則 | 陶 芸 | 千曲市 |
練上花紋輪花組皿 | 長野県教育委員会賞 | 会員 | 寺澤里美 | 陶 芸 | 長野市 |
予兆<2018> | 会員 | 中山 康 | 陶 芸 | 小布施町 | |
炎暑の落日 | 奨励賞 | 会員 | 西澤伊智朗 | 陶 芸 | 長野市 |
碧釉香炉 | 会員 | 西村純一 | 陶 芸 | 長野市 | |
流動Ⅲ | 会員 | 野池光昭 | 陶 芸 | 長野市 | |
吹墨桜散る図大皿 | 会員 | 早川研夫 | 陶 芸 | 松本市 | |
花宿 | 北澤美術館賞 | 会員 | 原山桂子 | 人 形 | 長野市 |
亜鉛結晶釉花器 | 会員 | 本間友幸 | 陶 芸 | 安曇野市 | |
銀化曜変天目 | 会員 | 丸山正行 | 陶 芸 | 長野市 | |
黒化粧線文深鉢 | 会員 | 水野雅史 | 陶 芸 | 飯田市 | |
飴柚白流し水指 | 会員 | 吉川孝子 | 陶 芸 | 長野市 |