長野県工芸会の歴史は昭和44年に創立された長野県彫刻工芸会にさかのぼります。県内在住の作家を中心に美術工芸の昂揚を期して長野県展から彫刻と工芸部門が独立して発足したものでした。さらに昭和55年には長野県工芸会として改組され今日にいたっております。毎年、公募によって集まる未発表作品は、陶芸、染織、人形、木工、硯、竹芸、七宝、ガラスなど多種にわたりますが、入選・入賞の審査は美術館の館長や学芸員などの有識者によって厳正に行われています。
このたびの「長野県工芸展 秀作展」は、「第39回長野県工芸展」の入選作品の中から、審査員によって厳選された秀作約20点を展示するものです。 長野県の風土に根ざした格調高い工芸作品の数々をご高覧ください。
●会期:2019年9月9日(月)~9月22日(日)
●会場:北澤美術館 2階展示室
●開館時間:9:00~18:00(入館は17:30まで)