19世紀末の工芸改革運動「アール・ヌーヴォー」の旗手として活躍したエミール・ガレ(1846-1904)は、自然の造形を取り入れた新鮮なデザインで1889年と1900年のパリ万国博覧会で二度のグランプリに輝き歴史に名を記しました。ガラス工芸家として有名なガレですが、実は父親の代から陶芸の制作を手掛けていました。ドレス姿の猫や一風変わった東洋人など、自然の神秘を探る「ガラスの詩人ガレ」とは一味違ったユーモアあふれる創作家の素顔が垣間見られます。
普段あまり知られていない奇想天外なガレの陶芸の世界を、北澤美術館が誇るガラスの名作と共に、お楽しみいただきます。
※会期中は記念講演会、ワークショップを予定しております。
● びっくり玉手箱 ガレの陶芸とガラス
● 会場:北澤美術館(長野県諏訪市湖岸通り1-13-28)
● 会期:2020年3月14日(土)-2021年3月9日(火)
●入館料:大人1000円 中学生500円(全館共通)
● 会期中の休館日:10月1日(木)
※展示替えの為、2020年3月11~13日は休館いたします