本日より、2026年度 特別展「ガレとドーム、アール・ヌーヴォーのガラス 水辺のやすらぎ、海の神秘」を開催いたします。
諏訪湖のほとりにたたずむ北澤美術館は、19世紀末アール・ヌーヴォーのガラス工芸家エミール・ガレとドーム兄弟の名作を収蔵する施設として国内外に知られています。
ガラスはしばしば清らかな水にもたとえられます。ガレとドームの作品は美しい花の意匠に目を奪われますが、水にまつわる魅力的な作品が数多くあります。本展ではそうした魅力に注目してみました。
ガレの故郷フランス北東部のロレーヌ地方は森と湖にめぐまれ、人々は狩猟や釣りに親しみ、工芸の題材にもなりました。一方、東洋との貿易で栄えたオランダの海浜風景は、異国情緒を誘うテーマとして古くから陶磁器の絵付けに好まれました。ガレとドームはそうした伝統を背景に、当時ヨーロッパを席捲したジャポニスムの影響を受けながら、新しい芸術「アール・ヌーヴォー」を生み出していったのです。
また、深淵な芸術表現を追求したガレは、当時最先端の学問であった海洋学に興味を抱き、タツノオトシゴやクラゲなどそれまで知られていなかった海の生き物をテーマに、幻想的な世界を表現しています。
色とりどりに輝くガラスの魅力をひと味違った視点で探る展覧会です。
●2026年度 特別展
「ガレとドーム、アール・ヌーヴォーのガラス 水辺のやすらぎ、海の神秘」
●会場:北澤美術館 1F・ガラス工芸展示室(長野県諏訪市湖岸通り1-13-28)
●会期:2026年3月14日(土)~2027年3月16日(火)
●入館料:3月31日(火)まで:大人1000円・中学生500円・小学生以下無料
4月1日(水)より:大人1200円・中学生700円・小学生以下無料
※この入館料ですべての展示室をご覧になれます
●会期中の休館日:5月19日(火)、9月1日(火)、9月30日(水)、11月24日(火)、12月31日(木)、1月1日(金)、2月16日(火)



